どうも、安月収の代名詞である現地採用、ゆえに如何にして金に稼がせるかが今後の課題となりそうなXin(しん)です。
4、5年前でこそシンガポールの預金口座の金利は0.3~0.7%でほぼゼロ金利でしたが、OCBC銀行が最大金利3.25%の普通口座である360口座を初めた辺りから、シンガポールではほとんどの銀行が1.0%くらいの利子をつけだすようになりました。
もう、ゼロ金利な日本の銀行になんて預とられん。日本の貯金もまるっとシンガポールに移してやろうかと頭を悩ましている昨今。シンガポールの普通預金で1.0~3.0%の金利を貰うのも馬鹿らしくなってきました。
トランプ大統領の登場で安心してSGに投資できない
どうせキャピタルゲイン(投資の差額で儲けた金額)課税はゼロなんだから、貯金の大半は運用してしまえ!
という訳で、シンガポールREIT(不動産投資信託)の購入を検討し始め、シンガポールREITのメリット&デメリットや、データの見方なんかを素人なりに調べました。
去年であれば、そのまま何も考えずSREIT購入してたと思います。
しかし今年は色々と変化が激しい。アメリカでトランプ大統領が誕生したり、きゃつにより米国の法人税15%に下げるとか宣言されたり。イギリスの情勢も気になる。そのせいで実質アメリカの法人税はタックス・ヘイブンと言われるシンガポールより安くなるなんて事も言われている。
そうなったら、今まではシンガポールで活躍していた多国籍企業のヘッドクオーターがアメリカに移ってしまうかもしれないジャマイカ。
- トランプ大統領が米国法人税15%にする
- 多数の多国籍大企業のヘッドが米国に逝ってしまう
- SG不動産がモロに影響を受けSREIT暴落
こんなシナリオはアホでも予測がつくだろう。シンガポール政府が何もせずに手をこまねいて見ているだけとも思えないけど、アメリカちんの動きはシンガポールにとってマイナスである事は間違いないと思う。
どないしょうか。しかし何れにしても投資口座はもっとかなあかん。投資口座つくるなら、絶対に米国株も購入できるように準備しておこう!
てな訳で、まだREITも株式も購入してないですが、とりあえずスタンダードチャータード銀行(以降は「スタチャー」とします)で投資口座を開設することにしました。
スタチャーの投資口座開設は窓口ですべし
なぜ投資口座はスタチャーが良いのか。以前シンガポールで株式投資するなら、断然スタチャーの方が手数料が安い、という事を聞いたことがあるから。
また、いつも会社で隣の席に座ってる同僚の中華系マレーシア人も、スタチャーで取引していて「やっぱスタチャーが手数料安いよ!」と言っていたので、他の銀行の手数料も調べずスタチャーで作ることにしました。
取引手数料はざっくりと購入にSGD10.00、売却にSGD10.00。往復SGD20.00ぐらいだそう。まだ取引してないので、詳しくは知らんけど。
スタチャーはオンラインでも投資口座が開設可能とのことだったので、隣の席の同僚にサポートしてもらいつつ会社で開設手続きをしてみた。投資口座を開設するには、先ず普通口座を開設する必要があると思うけど、自分は半年前スタチャーでスーパーサラリー口座を作っていたので、即オンラインバンキングにログインして口座開設に取り掛かることができた。
学歴、学部、投資暦、職業(投資に関する職業か確認するため)などの質問事項をオンラインで答え、その他よう分からん選択項目もあったけど適当に答えた。
アメリカ株も取引したい場合は、なんか税金申告書みたいなのをプリントして提出しろ的なことも書いてた。トランプ大統領の登場で、イメージはどうあれ経済はノリにのっとるアメリカだけに、とりあえず口座だけでも開設したいと思ったけど、面倒くさそうだったのでオンラインではその場はスルー。
そして、後日スタチャーのオフィサーから電話が。なんかオンライン申請で選択する項目が間違えてるだのどうたらこうたら。アメンドするにはどうしたら良いか聞いたものの「実際に支店に来てもらった方が早いよ」との事だったので行ってみることにした。
ちなみにスタチャー訪問は、平日は仕事に土曜は遊びに忙しいビジネスマン&ビジネスウーマンでも大丈夫。時間帯は午後5時〜9時までとバラバラだけど、スタチャーは日曜日にもVIVO CITY、PLAZA SINGAPURA、NEX、JURONG POINT、JEM、ION、CLEMENTI MALLの7店舗が営業しているのだ。
かくいう自分も人混みを避けるため、ポーリアンが寝静まっている日曜日の朝に行ってきた。
この下の写真の一番左上の「PERSONAL Banking」の「Financial Services」のボタンをタップしてキューを待ちます。
20分程度でバンカーさんが登場。 個別のテーブルにて。この新しい口座が気になりつつもバンカーさんの質問に答える。
オンライン投資口座開設に失敗した旨、主にREITに投資したいから投資口座を開設したい旨、なんかを伝えた。バンカーさんは、シンガポール・マーケット以外にも投資したいか、具体例にはアメリカ、ユーロ、日本はどうかと聞いてきた。
もちろんアメリカはマスト、一応ユーロも、日本はいらん。なんていうやり取りをして、数枚にサインして口座開設はあっさり終了。
アメリカのマーケットも希望したのに思い切りオンライン申請の時とは違い、めちゃくちゃシンプルに終わった。面倒くさい項目の入力はバンカーさんがしてくれるんだろう。日曜日なのにほんとに頭が下がる。
投資口座ができてからした事
口座ができるまでには、とりあえず7営業日くらい見といてと言われた後日。3営業日後くらいオンラインバンキングにログインすると、生まれたてほやほやの投資口座ができとりました。
ちなみに、今上に入ってる金額は前回シェアしたスタチャーのスーパーサラリー口座を開設後に5ヶ月放置。その後テストでOCBCからSGD2.40だけ送金して、同じくテストでSGDの投資口座に端数だけ送金したもの。
スーパーサラリーは毎月SGD1,500.00をGIROでスタチャーに転送すると6ヶ月間まで利子が1.4%つく口座。しかし5ヶ月待ってゲットした利子はたったの約SGD16.00だけだった、しょぼすぎやん。
メインのOCBC360口座のサラリーボーナス(利子)は毎月9〜11日くらいに振込まれるので、6月11日くらいの利子ゲット後、スタチャーに資金をぶっ込んで本格的に取引はじめようと思います。
ちなみに全37銘柄のREITをウォッチしつつ、シンガポール人のREIT投資ブログなどを拝見してるのですが、配当が10%ぐらいで超安定的に上がり続けている株式(REITじゃない)を発見してしまいました。
歴史の浅い新しい投資であるREIT中心で進めたかったのですが、早くもその株式を購入するか悩んでいるところです。具体例な銘柄等の情報は、次回の投資関係の記事にて。
シンガポール株が取引可能な日本の証券口座
日本の証券会社でもSBI証券&楽天証券なら一部のシンガポール株の取引が可能です。
取引で儲けたらキャピタル税、配当税などは掛かりますが口座作るだけなら無料です。
SBI証券
- 口座開設数1位
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- 月100円から積立投資可能
- 米国株取引の最低手数料0円
SBI証券は国内の証券口座開設数1位の証券会社です。
NISAやiDeco等の非課税口座にも対応してますし、資産運用するなら避けては通れない米国株(ETF)の最低手数料が0円から。
どの証券会社にするか迷ったらSBI証券をオススメします。
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楽天経済圏の人は、迷わず開設すべき証券口座です。
SBI証券 VS 楽天証券
両者のその他事項をまとめました。
SBI証券 | 楽天証券 | ||
国内株取引手数料 | 10万円 | 99円 | 99円 |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
米国株取引手数料 | 0.45% | 0.45% | |
為替手数料 | 通常 | 25銭 | 25銭 |
FX連携 | 0.5銭 | ||
取扱い外国株 | 9か国 | 6か国 | |
その他特徴 | 米国株定期買付サービス
取扱IPO実績ネット証券国内1位 |
楽天ポイントで投資可能
楽天カード決済で楽天ポイント付与 |
結論、非楽天経済圏はSBI証券を、楽天経済圏は楽天証券がオススメです。