戦時中のシンガポールの有名な砦と言えば、セントーサ島のシロソ砦だろう。
※シロソ砦:1880年代にこの地を占領していた英国よって建設された要塞。当時のシンガポール湾西側岸を守るために作られた沿岸砲台でもあり、日本軍占時代は戦争捕虜の強制収容所の役割も果たしていました。現在は気軽に見学することもできます。
参考:http://singapore.navi.com/miru/49/
しかし、今回はあまり知られていない砦「セラポン砦」を見学してきました。
参加の経緯
以前カウチサーフィンイベントにて、何度かお世話になった「ボス」からのお誘いがあって、イベントリンクを開くとこんなページに飛びました。
上の英文を平たく適当にまとめると。
この場所はほとんどのシンガポール人は聞いたこともないと思う。1879年にイギリス軍によって建設された要塞で、1930年代には、バッテリー、トンネル、地下室、監視所、建築基礎、水道システムの巨大なネットワークができあがっていた。イギリスが日本に降伏した後は、バッテリーたちは(恐らく日本人に)捨てられた。しかし、実際に日本占領時代にバッテリーたちが日本人にどんなひどい仕打ちを受けたのかは定かではない。日本人は私利私欲のために沢山の防衛施設も誘拐していた。
日本人はバッテリーフェチか?
勢い余ってバッテリーや防衛施設を少し擬人化してしまったけど、こんなイベントページを見せられて、恐らくボスが誘った唯一の日本人である自分が参加しない訳にはいかない。というか正直「」ほとんどシンガポール人は聞いたこともないと思うという点と、イベントページの写真、に興味津々だった。
という訳で先週日曜日に「セラポン砦」に行ってきました。
セラポン砦までの行き方(一例)
集合場所ハーバーフロント駅、集合時間は10時、Cut Offは10時半。シンガポール人の癖に時間に厳しいボスのイベントに遅刻してヒヤヒヤでした。
参加人数は総勢30名前後。何人がいたとか列挙するのも、面倒くさいほど国際色豊かだった。(アンモー率は低めでした)
セントーサ島へはモノレールで行くのが、普通だけど当日は徒歩で向かいました。よくよく考えればセントーサの交通費用は、最初にモノレールに乗る際に支払い、その後の島内はシンガポール島に戻るまでバスもモノレールもすべてフリーなんですよね。
つまり、行きは徒歩で向かうことで、交通費用が全て無料になる(たぶん)。カウチサーフィンには、本当に色んな人が参加しているから生活費がかつかつの人もいる。
「少しでもみんなのお財布に優しく」
というボスの粋な計らいかもしれない。
セントーサ島に到着。
ここから巨大な駐車場を経由して、ウォーターフロント駅のバス停へ。
1番バスに乗ってビーチ駅を目指します。
ビーチ駅から今度は三番のバスに乗車して、セントーサコーブに向かいます。
これがセントーサコーブ駅。
この文字が見えるところまで戻って、写真の左手に歩いていきます。
するとこんなでかいのが左手に見える。
向かいにはこんなマップがあります。
このマップの左隣の細い道を、ひたすら進んでいくと、こんな建物が貴方たちを待っています。
こういう危険と書かれている道に好んで入りましょう(でないと来た意味がないので)。
この「デンジャー」の奥の内容については、次回に持ち越したいと思います。